きらめけブログ

30歳で死ぬまでの記録

アイデンティティ

 

歳を重ねて、メンヘラなんて言葉ももう似合わなくなったし、オタクとしての情熱も薄れてきた。

ただ残ったのは、根暗さと卑屈さと、ASDのせいで散らかる頭の中。

愛しさと切なさと心強さどころじゃない。

 

昔は、自分のこの“ズレ”に個性を感じたりしてたんだけど、今じゃそれがただの足枷にしか思えなくなってる。

 

これからが本当の地獄なんだろうな

 

過去にしがみつくほど魅力的な思い出もないし、未来に期待するほどの希望も持てない。

 

ただ今ここで、なんとか形だけでも自分を保って生きている。周りが求める普通に合わせようとするたびに、あまりにもズレている自分に気づいて、そのたびに卑屈になる。

このズレが直せない、そしてそのことが自分をますます縛りつける。

 

かつては何かに没頭していれば自分がそこにいてもいいって思えた瞬間があった。

でも今はそんな感覚すら薄れてきて、ただ生き延びるために、日々なんとかやり過ごしてる。

 

もしこれが本当の試練だって言われたら、その先に何が待っているのかなんて、想像するのも怖い。

でも、結局どこまでも走るしかないんだろうな。走れ走れ、超特急で。先が地獄だとしても、止まるわけにはいかないんだ。